名古屋造形大生たちがデザインしたさまざまな作品が並ぶ展示＝東区大幸南１の市民ギャラリー矢田で

　名古屋造形大（小牧市）の学生たちが学習成果を披露する「デザインスタディー展」が、東区大幸南１の市民ギャラリー矢田で開かれている。１９日まで。

　出展したのは、建築・インテリアデザイン、ライフデザイン、ジュエリーデザインの３コースで学ぶ２～４年生８８人。昨年の授業で取り組んだ課題制作の約１５０点を展示した。

　建築・インテリアデザインコースの作品は、名駅近くに建てる大学付属図書館との想定で設計した建築模型。「屋上で子どもが楽しめ、家族で訪れやすい美術館」をコンセプトとしたものなどユニークな提案が勢ぞろいした。

　ライフデザインコースは照明やいす、ドアノブなど生活に密着した制作のほか、減災デザイン・プランニングを課題とした作品も並ぶ。訪れた人たちは、学生たちの感性が光る作品の数々に見入っていた。

（2019年5月17日　中日新聞朝刊なごや東総合版より）