大学職員としてサッカー部監督に就任する難波さん＝岐阜市の岐阜聖徳学園大で

　サッカーＪ２のＦＣ岐阜の元ストライカーで、現在はクラブアンバサダーの難波宏明さん（３６）＝岐阜市＝が来月、岐阜市の岐阜聖徳学園大サッカー部の監督に就任することになった。取材に「部員に寄り添い、すばらしいチームをつくりたい。岐阜県からサッカーを盛り上げたい」と抱負を語った。

　昨年１２月、大学側から就任の打診を受け、快諾した。監督だけでなく、大学職員として広報活動にも取り組む。

　部は、岐阜、三重両県の大学・高専で構成する三岐リーグに所属している。これまで専任の監督は不在で、部員が選手と兼務していた。Ｊリーグで５つのクラブでプレーし、サッカーの現場の多様な環境を知る難波さんは「学生と一緒に練習して、県内の高校生が目指すようなサッカー部にしたい」と話した。（沢田石昌義）

（2019年3月29日　中日新聞朝刊岐阜総合版より）