進学ナビ

HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > 学生活動

中日新聞掲載の大学記事

学生活動  2019.03.13

この記事の関連大学

半田・亀崎での活動 卒論に 日福大 地域のサロンで内容発表

地域の人に向けて活動内容を発表する白井さん(左)=半田市亀崎町のかめともで

地域の人に向けて活動内容を発表する白井さん(左)=半田市亀崎町のかめともで

 日本福祉大半田キャンパス(半田市東生見町)でまちづくりを学ぶ、坂口大史(だいし)助教のゼミ生の4年生6人が、同市亀崎町の地域交流スペース「まちかどサロン かめとも」で卒業論文を発表した。大学と地域連携の取り組みの集大成として初めて企画された。学生や地域住民約50人が集まり、亀崎地区での活動を振り返った。

 坂口ゼミでは、かめともで活動するNPO法人「亀崎まちおこしの会」と連携して地域の子どもたちを対象にした「亀崎こども建築塾」を開いたり、空き家を改装したシェアハウスで学生が生活しながら亀崎について学んだりしている。

 発表会では、シェアハウスで約1年半生活した白井翼さんらが発表。白井さんは大学や亀崎地域、社会福祉協議会の関係者約40人にインタビューした結果から「学生が自発的に地域と関わることが大切」とまとめた。亀崎潮干祭と地域への愛着の関係に関する研究や、半田市の市街地再開発の提案などもあった。

 坂口助教は「学生がどんな研究をしているのか地域の人に知ってもらいたかった。卒業する学生にも地域とのつながりを継続していってほしい」と話した。(垣見窓佳)

(2019年3月13日 中日新聞朝刊知多版より)

戻る < 一覧に戻る > 次へ