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学生活動  2019.02.23

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お茶飲もう 楽しく語ろう いのちの選択題材 半田で28日「カフェ」

次回のテーマについて打ち合わせをする学生たち=半田市広小路町のクラシティ半田で

次回のテーマについて打ち合わせをする学生たち=半田市広小路町のクラシティ半田で

 半田市社会福祉協議会と日本福祉大などの学生有志が運営し、お茶を飲みながら設定されたテーマについて自由に議論する「ポットラックカフェ」が28日午後7時から、半田市広小路町のクラシティ市民活動ルームで開かれる。(垣見窓佳)

 今回のテーマは「いのちの選択」。もしも死が間際になったとき、自分にとってなにが大切なのかカードを使って考える「もしバナゲーム」などを通じて命の価値観について話し合う。

 企画や当日の進行の全てに学生が関わる。7日には学生がクラシティに集まって準備した。事前にゲームを体験した日本福祉大経済学部1年中野貴文さん(19)は「人によって価値観が全く違うことが分かって面白かったし、死を想像したら毎日悔いなく生きようと思えた。当日もきっと盛り上がると思う」と話した。

 カフェは、市社会福祉協議会と日本福祉大が次世代育成事業や地域連携のために企画。2017年5月からほぼ月1回開催し、次回が20回目になる。ポットラックには「持ち寄りの」という意味があり、さまざまな意見や違いを受け入れながら気軽に集まれる場にしようと名付けられた。

 これまで「春に聴きたい歌」の紹介や「子どもの声は騒音か」をテーマにしたディベート、認知症すごろくの体験など、さまざまなテーマで開催してきた。参加者も小学生からお年寄りまで幅広い。昨年9月から運営に関わっている同大社会福祉学部2年星原将人さん(20)は「進行役を3回経験して人前で話すのに少し慣れてきた。地域の人と話せるのが楽しい」と話す。

 参加は自由で、当日午後6時半から受け付ける。無料。(問)市社会福祉協議会ボランティア地域ささえあいセンター=0569(25)0002

(2019年2月23日 中日新聞朝刊知多版より)
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