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イベント  2019.01.30

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歌と生演奏 最高の舞台を 住民らがミュージカル 本番へ調整 高山で10日

生演奏とともにリハーサルに臨む出演者ら=岐阜県高山市千島町の飛騨・世界生活文化センターで

生演奏とともにリハーサルに臨む出演者ら=岐阜県高山市千島町の飛騨・世界生活文化センターで

 飛騨地域の住民らが出演するオリジナルミュージカルが2月10日午後2時から、高山市千島町の飛騨・世界生活文化センターで上演される。総合リハーサルが27日、同センターであり、出演者らが本番に向けて調整に励んだ。(西浦梓司)

 上演されるのは、今回で4回目となる「Good morning Star Prince!(グッド・モーニング・スター・プリンス)〜星の王子様によろしく〜」。別の星から来た3人の王子と出会った人々が、王子との触れ合いを通して成長していく物語だ。

 休憩を除く上演時間は2時間。オリジナル曲など24曲が高山市民吹奏楽団や、過去の公演でも関わってきた名古屋芸術大(愛知県北名古屋市)のOBバンドの生演奏で、ジャズダンスも交えて披露される。

 出演者は、公募などで集まった飛騨地域の幼稚園児−社会人を中心に、同大の学生ら計約40人。昨年8月から月4、5回のペースで同センターに集まり、練習を続けてきた。

 この日のリハーサルでは、演出を手掛ける同大芸術学部の森泉博行教授らの指導を受けながら、衣装を着用しての演技や立ち位置の確認などをした。王子と出会って成長していく女性の役を演じる、吉城高校(飛騨市古川町上気多)3年の生徒(18)は「歌と生演奏の音楽の息を合わせるのが難しかった。本番ではこれまでで一番良い演技を見せたい」と意気込んだ。

 森泉教授は「過去に3回上演してきたので、今回は歌やダンスの質がこれまでよりもはるかに磨かれている。小さい子どもからお年寄りまで幅広い年齢層に楽しんでもらえる作品に仕上がった」と話した。

 ミュージカルは県と飛騨地域の3市1村でつくる飛騨・世界生活文化センター活用推進協議会が主催し、11回目。チケットは大学生以上1000円、中高生500円、4歳〜小学生100円。(問)飛騨・世界生活文化センター=0577(37)6111

(2019年1月30日 中日新聞朝刊飛騨版より)

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