空手のミット打ちを体験する留学生ら＝日進市蟹甲町の市スポーツセンターで

　日進市国際交流協会（ＮＩＡ）主催のイベント「ＮＩＡインターナショナルデイ」が、日進市蟹甲町の市スポーツセンターで開かれた。欧米やアジアからの留学生や協会員、市内の子どもたち計１６０人が参加し、スポーツを通じて交流を深めた。

　インターナショナルデイは、協会の年間で最も大きな行事。毎年テーマを変えており、スポーツを取り上げたのは初めてで、市体育協会が協力した。

　第１部では、市内の大学に通う留学生らが空手と剣道の演武を見学し、実際に体験。市の空手道連盟と剣道連盟の選手らが指導に当たり、剣道では留学生らが竹刀を手に面や胴の打ち方を教わった。空手では、ミットを目がけて力いっぱい蹴りを入れるなどして楽しんでいた。第２部はミニ運動会で、留学生らと市民が一緒になって楽しんだ。

　カナダから市内の名古屋外国語大に留学しているダラン・アトウッドさん（２４）は「母国とは違うスポーツ文化を感じられ、楽しかった」と笑顔で話していた。　（角雄記）

（2018年12月11日　中日新聞朝刊なごや東版より）