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2010.03.03
名古屋音大学長 高橋氏が就任へ
■准教授からは異例
名古屋音楽大(名古屋市中村区)の第8代学長に准教授の政治学者、高橋肇氏(46)が9日付で就任する。昨年11月の学長選挙で学内ナンバー2の音楽学部長を大差で破り、運営母体の同朋学園理事会で承認された。
准教授のままの学長就任は異例で、32人いる専任教員の中では4番目の若さ。高橋氏は、「6年がかりで進めてきたキャンパスの新築・改修が完了した。授業内容、人心も一新して、時代が求める音楽人を育てたい」と抱負を話した。
同大は名古屋音楽短大を前身に1965年開学。中部圏で最も歴史がある音楽大学で、卒業生約8000人の中からプロのオーケストラなどで活動する演奏家を輩出してきた。しかし、少子化、不況が響き入学定員(180人)割れが7年連続し、私大冬の時代の生き残りを、音楽畑以外の出身者の手腕に託した形だ。
高橋氏は東京都出身。名古屋大法学部・大学院を経て、名大助手に。1996年から名古屋音楽大専任講師、2002年から准教授。一般教養の政治学を担当。
(2010年3月3日 中日新聞朝刊29面より)
名古屋音楽大(名古屋市中村区)の第8代学長に准教授の政治学者、高橋肇氏(46)が9日付で就任する。昨年11月の学長選挙で学内ナンバー2の音楽学部長を大差で破り、運営母体の同朋学園理事会で承認された。
准教授のままの学長就任は異例で、32人いる専任教員の中では4番目の若さ。高橋氏は、「6年がかりで進めてきたキャンパスの新築・改修が完了した。授業内容、人心も一新して、時代が求める音楽人を育てたい」と抱負を話した。
同大は名古屋音楽短大を前身に1965年開学。中部圏で最も歴史がある音楽大学で、卒業生約8000人の中からプロのオーケストラなどで活動する演奏家を輩出してきた。しかし、少子化、不況が響き入学定員(180人)割れが7年連続し、私大冬の時代の生き残りを、音楽畑以外の出身者の手腕に託した形だ。
高橋氏は東京都出身。名古屋大法学部・大学院を経て、名大助手に。1996年から名古屋音楽大専任講師、2002年から准教授。一般教養の政治学を担当。
(2010年3月3日 中日新聞朝刊29面より)