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2008.05.15
電力会社の就業体験生かし淑徳大3学生が手づくりの授業 星ケ丘小で温暖化問題など説明
愛知淑徳大の学生3人が14日、電力会社でのインターンシップ体験を生かして、千種区の星ケ丘小学校でエネルギーや環境に関する手づくりの授業をした。 (弓削雅人)
3人は、ビジネス学科三年の和田彩希さん(20)、丹羽亮介さん(20)と、コミュニケーション心理学科三年の加藤めぐみさん(21)。
在学中に専攻や希望進路に関連する就業体験を行う同大のインターンシップ制度で、今年2月に中部電力で学んだ。
発電所などで実際に業務に触れ、公共的な企業としての広報活動の大切さも学んだ。3人はインターンシップを通じ、「資源には限界がある」ということが、エネルギー問題の大きな課題だと痛感した。
貴重な体験を大学外へ広め、次代を担う大学生が、さらに将来を引き継ぐ子どもたちにエネルギーについての問題意識を伝えていこうと、小学校での授業を企画、実現させた。
同小6年1組の30人が受けた授業では、3人が家庭への電力供給の道筋から地球温暖化の問題まで、自作の資料を使って説明。手回し発電機で40ワット電球をともす実験も披露した。子どもたちからは「電気をむだに使わないようにします」との感想も聞かれた。
丹羽さんは「子どもたちと勉強して、社会貢献できる仕事に近づくという夢にも役立った」と感想。和田さんは「企業や社会を知ることの大変さが分かった」、加藤さんは「研修を通じて人とのつながりの大切さを感じた」と話すなど、自ら企画した授業を通じ、教える側も手応えを感じている様子だった。
(2008年5月15日 中日新聞朝刊市民版より)
3人は、ビジネス学科三年の和田彩希さん(20)、丹羽亮介さん(20)と、コミュニケーション心理学科三年の加藤めぐみさん(21)。
在学中に専攻や希望進路に関連する就業体験を行う同大のインターンシップ制度で、今年2月に中部電力で学んだ。
発電所などで実際に業務に触れ、公共的な企業としての広報活動の大切さも学んだ。3人はインターンシップを通じ、「資源には限界がある」ということが、エネルギー問題の大きな課題だと痛感した。
貴重な体験を大学外へ広め、次代を担う大学生が、さらに将来を引き継ぐ子どもたちにエネルギーについての問題意識を伝えていこうと、小学校での授業を企画、実現させた。
同小6年1組の30人が受けた授業では、3人が家庭への電力供給の道筋から地球温暖化の問題まで、自作の資料を使って説明。手回し発電機で40ワット電球をともす実験も披露した。子どもたちからは「電気をむだに使わないようにします」との感想も聞かれた。
丹羽さんは「子どもたちと勉強して、社会貢献できる仕事に近づくという夢にも役立った」と感想。和田さんは「企業や社会を知ることの大変さが分かった」、加藤さんは「研修を通じて人とのつながりの大切さを感じた」と話すなど、自ら企画した授業を通じ、教える側も手応えを感じている様子だった。
(2008年5月15日 中日新聞朝刊市民版より)