チャリティーバザーをＰＲする学生たち＝日進市の名古屋商科大で

　名古屋商科大（日進市米野木町）で２０、２１の両日、学生や教職員、卒業生らが提供した品物を使った「国際協力チャリティーバザー」が開かれる。学園祭の一環で、一般の人も入場できる。

　販売されるのは高級食器や酒、スポーツウエアなど１０００点以上。留学した学生が現地調達したネクタイや紅茶もある。いずれも格安で売られ、中には１０円のワイングラスもある。目玉の中には、ゴルフの石川遼選手のサイン入りシャツや、松田聖子さんのディナーショー最前列チケットなども。

　世界の恵まれない子どもたちを支援するため、国際学部の学生を中心に準備してきた。商品を集めた鈴木隼人さん（２２）は「知り合いに声を掛けて、たくさんの人に協力してもらいました。恵まれない人たちの助けになれば」と話した。

　収益は日本ユニセフ協会などに寄付する。バザーは過去２０回開催し、累計で２７３５万円余りを寄付した。

（2018年10月19日　中日新聞朝刊市民総合版より）