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学生活動  2018.10.18

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金沢工大の宮川さん付箋考案 22日野々市、金沢の文具店で発売

宮川将幸さんのアイデアが採用された「おしゃべりふせん」=野々市市扇が丘で

宮川将幸さんのアイデアが採用された「おしゃべりふせん」=野々市市扇が丘で

■今の感情、ぺたっと表現

 金沢工業大(野々市市扇が丘)建築学科2年の宮川将幸さん(19)が考案した付箋「おしゃべりふせん」が野々市、金沢両市の文房具店などで22日から発売される。(都沙羅)

 唇をかみ、舌を出すなど口をかたどった個性的なデザインが特徴。宮川さんは「表情豊かにメッセージを伝えたかった」と狙いを語る。

 唇をかんだ形は悔しさ、舌を出したものはおどけて楽しい気持ちを表すなど全部で6種類ある。感情をテーマにしているだけに、机や本に貼るのはもちろん、「コップやスマホに貼ると今にも付箋がしゃべりだしそう」(宮川さん)と遊び心がたっぷりだ。

 オリジナル文房具の開発を進める印刷会社、山越(やまこし)(金沢市千木町)と金沢工大との産学連携プロジェクトとして昨年11月、学生対象にコンペを開催。今年2月の最終発表会で、宮川さんの「体の一部で感情を表現する」アイデアが最優秀賞に選ばれた。

 1セット税別450円で、3種類が15枚つづりで入っている。明文堂書店金沢野々市店(野々市市粟田)とめいてつ・エムザ(金沢市武蔵町)の2店で販売している。

(2018年10月18日 北陸中日新聞朝刊金沢総合版より)

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