写真映えする多彩なクリスマスケーキ＝名古屋・名駅のジェイアール名古屋高島屋で

　名古屋市の百貨店やスーパーが、クリスマスケーキの予約受け付けを始めた。今年は１２月２２〜２４日が３連休となるため、各社とも家族や友人で祝うパーティー需要を見込み、素材やデザインにこだわった豪華な商品を用意した。

　名古屋三越はごちそうをテーマに、栗きんとんで知られる和菓子店「恵那寿（えなす）や」（岐阜県恵那市）の栗の甘露煮を使ったケーキなど約６０種類をそろえる。絵本の世界をイメージし、家に見立てたケーキにサンタクロースがプレゼントを届ける様子を表した商品もあり、担当の兵藤弘和さん（３５）は「子どもが見て楽しく、インスタ映えするケーキに仕上げた」と話す。

　ジェイアール名古屋高島屋もパーティーで映える商品として、森をイメージしてベリーを盛り付けたチョコレートケーキ、断面がハート形のイチゴケーキなど１２５種類を用意。ユニーは、パティシエと名古屋文化短期大の学生が共同で考案し、宝石に見立てたマカロンで飾ったチョコレートケーキなど３０種類を販売する。

　予約は高島屋が１２月１６日、ユニーが同１７日、三越が同１８日まで受け付ける。　（西山輝一）

（2018年10月19日　中日新聞朝刊7版より）