ホッケーの基本練習をする児童ら＝郡上市の川合小で

　ホッケーを体験する授業が１０日、郡上市の川合小学校であり、３、４年生計３３人が、スティックを手に基本的なプレーに挑戦した。

　ホッケー男子の日本リーグ・ファイナルステージで昨年初優勝した岐阜朝日クラブ（瑞穂市）の藤井辰憲監督（３２）や朝日大体育会ホッケー部員の５人が指導した。藤井さんはスティックの握り方やボールコントロールのこつを教え、児童らは見よう見まねでパスやドリブルに挑んだ。

　空振りしたり、狙いと違う方向にドリブルしてしまったりしながら少しずつ慣れ、最後にはゴールに勢いよくボールをたたき込む児童もいた。男子児童（４年）は「ボールをスティックから離さないように気を付けながらドリブルをした。シュートが気持ち良く打てた」と笑顔を見せた。

　藤井さんは「楽しくプレーするためにはルールを守ること。何か自分が打ち込めることを一生懸命やり、嫌なことでも頑張ろう」と呼びかけていた。（林勝）

（2018年10月11日　中日新聞朝刊中濃総合版より）