完成した２号館＝大垣市の岐阜経済大で

　大垣市の岐阜経済大が、創立５０周年記念事業として整備してきた２号館が完成し、７日に大学関係者ら４０人が出席して竣工（しゅんこう）式が行われた。

　第２期キャンパス整備として、１９７３年に建てられた３階建ての旧２号館を取り壊し、昨年６月から同じ場所に新築していた。

　新２号館は「学生が集えるスペース」がコンセプトで、鉄骨３階建て２３７４平方メートル。１階には学生課、教務課、キャリア支援課の３つの窓口を集めた。２階に教室、３階は会議室などを配置した。

　館内には吹き抜けや内庭を設けたほか、パソコンを置いてグループワークができる場所を整える予定。屋外にはヒノキを使用したオブジェを設置し、周囲には芝生を整備している。総事業費は８億６０７６万円。

　２０１６年９月から昨年５月まで進められた第１期キャンパス整備では、食堂と第２体育館が建設されている。（西村理紗）

（2018年8月10日　中日新聞朝刊西濃総合版より）