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学生活動  2018.07.25

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「クラシティ」活性化へ11案 飲み屋街や書店 日福大生が発表

クラシティの活性化案を説明する学生=半田市のクラシティで

クラシティの活性化案を説明する学生=半田市のクラシティで

 日本福祉大健康科学部(半田市)で建築を学ぶ学生による名鉄知多半田駅前の商業施設「クラシティ」活性化案の発表会が24日、同施設であった。学生目線の11案が提案され、クラシティの運営会社「トロワ・アバンセ」の社員も出席した。

 同学部福祉工学科の授業の一環。一昨年から市内の赤レンガ建物やアイプラザ半田など主要な施設の利活用方法を模索してきた。

 クラシティは市の表玄関とも言われる名鉄知多半田駅前にありながら、にぎわい創出が課題となっている。

 学生ら20人のほか、トロワ・アバンセの米川正義チーフ・マーケティング・オフィサー(60)が出席。学生からは1階を飲み屋街にして人を呼び込む案や、集客性のある書店を中心に各フロアの構成を考えていく案など多彩な提案が出た。

 授業を担当する坂口大史(だいし)助教(32)は「クラシティは駅と直結しており、大きな可能性を持つ施設。駅の利用者を引き込む仕組みを提案していきたい」と話した。

 提案を受けた米川さんは「地元に密着した提案で、地域のニーズをつかんでいると感じた。実際には収益をどう確保していくかが課題になるが、方向性を考える上では面白い視点が多かった」と語った。(辻晃平)

(2018年7月25日 中日新聞朝刊知多版より)
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