体験をもとにメールのやりとりでの注意点などを説明する大学生＝１６日、岐阜市の本荘中で

　岐阜中署は、岐阜市の本荘中学校で情報モラル教室を開いた。１年生約１６０人を対象に、スマートフォンやインターネットを使用する際の注意点を伝えた。

　署員や携帯電話大手、ＫＤＤＩの担当者のほか、ボランティアとして岐阜経済大の４年生２人も参加。メールを巡る同級生とのトラブルやオンラインゲームの課金などについて、ＫＤＤＩが制作したアニメーション動画で解説した。

　大学生も自身の体験をもとに、メールのやりとりでトラブルを起こさないための方策を提案した。同署生活安全課の舟口加哺少年補導官は「メールなど文字だけでは伝わらないこともある。受け止める側のことを考えて」と呼び掛けた。（藤矢大輝）

（2018年5月26日　中日新聞朝刊岐阜近郊版より）