川畑博昭准教授

　県立大は１６日、日本文化学部歴史文化学科の川畑博昭准教授（４７）が、スペイン政府への立法関連の助言などを行う「スペイン王立法学立法院」の会員に選ばれたと発表した。日本人としては初めてだという。

　川畑准教授は憲法学が専門。県立大卒、名古屋大大学院単位取得退学。スペイン語圏の政治や法制度について詳しく、在ペルー日本大使館で専門調査員として勤務したこともある。

　２０１３年には、日本スペイン交流４００年を記念して開かれた国際セミナーで、日本とスペインの君主制をテーマに講演。１４年には、当時皇太子だったスペイン国王フェリペ６世に、セミナーでの講演内容を報告しているという。
　１８日にスペインで任命式が行われる。

（2018年4月17日　中日新聞朝刊県内版より）