ニワトリやテントウムシが登場する大型映像作品＝小牧市の名古屋造形大で

　小牧市大草の名古屋造形大で日没後から午後８時まで、校舎壁面に大型映像作品「ひらがなどうぶつ」が投影されている。卒業作品展の一環で１８日まで。

　デジタルメディアデザインコースで学ぶ３年生と各研究室の助手の作品。卒展会場のキャンパスをにぎやかにしようと企画した。

　作品は５階建て校舎の壁面７メートル四方を利用。日没からプロジェクションマッピングのように校内の見取り図を投影する。地上にある専用操作台上のキーボードを操作すると動物や昆虫のイラストが映像に飛び出る。

　「い」を押すと「いー」という声とともに犬が、「に」を選ぶと「にー」という声とニワトリが登場する。来場者はボタンを連打して遊んだり、思わぬ生き物の登場に驚いたりしていた。雨天中止。（藤原啓嗣）

（2018年2月14日　中日新聞朝刊なごや東版より）