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中日新聞掲載の大学記事

2009.12.07

東海学生駅伝 三重中京大4位健闘 池田選手が区間賞

 6日に愛知県知多半島で開かれた第71回東海学生駅伝対校選手権大会(中日新聞社共催)では、三重中京大が4位、皇学館大は5位と県勢の健闘が光った。昨年まで部員数不足のため参加できなかった三重中京大は、アンカーの4年池田麻保呂(まほろ)選手が激走。靴が脱げるアクシデントをものともせず、区間賞の走りを見せた。

 三重中京大は昨年、部員わずか4人でチームが組めなかった。これまで、選手は学連混成チームの一員として出場。1年生5人を迎えた今年は、2005年の校名変更以来、初めての参加だった。

 立役者は、何といっても池田選手。6区芝原淳也選手からタスキを受け取る際、かかとを踏まれて右足の靴が脱げた。はき直している間に5位から順位を落としたが、アップダウンの激しいコースを軽やかに駆け抜け、オープン参加チームを含め3人を抜き去った。区間2位に1分以上の差をつける断トツのタイムだった。大喜びするチームメートに囲まれ、「区間賞よりも上位入賞がうれしい」とはにかんだ。(石井紀代美)

(2009年12月7日 中日新聞朝刊スポーツ三重版より)
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