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中日新聞掲載の大学記事

2017.12.01

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「戌」テーマ 学生力作 県立芸大 来年えと、展示販売

 県立芸術大(長久手市)の旧音楽学部棟で30日、来年のえと「戌(いぬ)」をテーマにした「干支(えと)展」が始まった。作品は購入できる。3日まで。

 同展は、県立芸術大が学校法人化したのを契機に、学外に向けて創作活動をしようと始まり、8回目。ほとんどの作品が1万円で売られ、売り上げの2割が学生に還元される仕組みという。

 会場には、デザイン、日本画、油画(あぶらが)、陶磁、彫刻を専攻する学生らが出品。緻密な彫刻を施した小ぶりなイヌの彫刻や、着物姿の女性の肩越しに顔をのぞかせるイヌを描いた作品など、計65点が並ぶ。

 作品を鑑賞した松村公嗣学長は「値段以上の作品もあり全体的に上出来ではないか。えとがテーマで鑑賞者に分かりやすい作品が並び、学生はカリキュラムにない自分の分野を超えた自由な表現をしている」と評価した。

 開館時間は、午前10時〜午後4時(入館は午後3時半まで)。(問)県立芸術大芸術情報・広報課=0561(76)2851

(村松秀規)

(2017年12月1日 中日新聞朝刊県内総合版より)

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