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2017.08.25
セントラル愛知 釜山マル国際音楽祭へ 3夜10曲を招待演奏 小松長生がタクト
セントラル愛知交響楽団(名古屋市)は、韓国・釜山で20カ国余、約1000人の奏者が参加する「第8回釜山マル国際音楽祭」から、メインオーケストラとして招待された。楽団名誉指揮者で金城学院大教授の小松長生を指揮者に、9月2日のオーケストラ初日公演をはじめ、3夜にわたり協奏曲や交響曲など計10曲を演奏する。(長谷義隆)
日本のオーケストラの招待は2011年の東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団以来という。セントラル愛知は楽団員52人、スタッフを含む60人を派遣する。
9月2日、主会場の釜山文化会館を皮切りに、5日まで3会場で3回公演し、すべて異なる曲を弾く。モーツァルト、メンデルスゾーン、ブラームス、ドボルザークをはじめ、20世紀の名曲とされるアルチュニアンのトランペット協奏曲、ボーン・ウィリアムズのチューバ協奏曲などだ。
小松は「最も重要な初日をはじめ、これだけの曲を任されたのは、たいへん名誉なこと。楽団ともども意気に感じている」と喜ぶ。
協奏曲4曲のうち3曲は当日リハーサル、本番というタイトなスケジュール。「私とセントラル愛知の信頼関係を知っての起用と思う。ソリストも国際的な名手と聞いているので、新鮮な気持ちで臨みたい」と抱負を語った。
セントラル愛知の海外公演は07年の中国内モンゴル自治区、09年のバンコクに続き、8年ぶり三度目。
同音楽祭は、釜山市と韓国政府が出資する実行委員会が主管。オーケストラと室内楽のための同国唯一の音楽祭で10年から毎年開催している。
(2017年8月25日 中日新聞夕刊文化芸能版より)
日本のオーケストラの招待は2011年の東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団以来という。セントラル愛知は楽団員52人、スタッフを含む60人を派遣する。
9月2日、主会場の釜山文化会館を皮切りに、5日まで3会場で3回公演し、すべて異なる曲を弾く。モーツァルト、メンデルスゾーン、ブラームス、ドボルザークをはじめ、20世紀の名曲とされるアルチュニアンのトランペット協奏曲、ボーン・ウィリアムズのチューバ協奏曲などだ。
小松は「最も重要な初日をはじめ、これだけの曲を任されたのは、たいへん名誉なこと。楽団ともども意気に感じている」と喜ぶ。
協奏曲4曲のうち3曲は当日リハーサル、本番というタイトなスケジュール。「私とセントラル愛知の信頼関係を知っての起用と思う。ソリストも国際的な名手と聞いているので、新鮮な気持ちで臨みたい」と抱負を語った。
セントラル愛知の海外公演は07年の中国内モンゴル自治区、09年のバンコクに続き、8年ぶり三度目。
同音楽祭は、釜山市と韓国政府が出資する実行委員会が主管。オーケストラと室内楽のための同国唯一の音楽祭で10年から毎年開催している。
(2017年8月25日 中日新聞夕刊文化芸能版より)