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中日新聞掲載の大学記事

2017.07.20

豪の大学と共同学位 名工大、来年度に導入

 名古屋工業大(名古屋市昭和区)は19日、豪州・ウーロンゴン大と連携し、博士課程の「ジョイント・ディグリー(共同学位)」制度を来年度に導入すると発表した。

 国内と海外の2大学で学び、共同の学位を得る仕組み。2015年の省令改正で解禁され、名古屋大などがすでに導入している。

 名工大は制度の対象として「国際連携情報学専攻」を新設。ITや人工知能など、重要性が高まる情報学の分野で、世界的に活躍できる研究者や技術者を育成する。

 1学年の定員は両大学で1人ずつ。両大の研究者が指導教官となり、相互に留学し合う。

 名工大はまた国際化を進めるために、海外からの留学生と国内学生が共同で生活する国際学生寮を新設する。大学南側に、計200人が入居できる4棟を建て、来年4月から運用を始める。(坪井千隼)

(2017年7月20日 中日新聞朝刊県内版より)
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