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2009.11.04
学生製作の映画 名古屋で上映
名古屋学芸大学(愛知県日進市)が製作した映画「エビデンス」が7〜13日いずれも午後8時35分から、名古屋市中区の伏見ミリオン座で上映される。平凡な会社員と殺し屋が入れ替わるサスペンス。同大メディア造形学部の柿沼岳志助手(36)が脚本を書き下ろし、監督を務めた。
「学生が社会に出ると組織、家族を抜きにした自分の存在が分からなくなる」との考えがテーマ。亡くなった殺し屋に代わって会社員が殺人に手を染める様子が淡々と描かれている。
映画にかかわったのは同学部の学生約45人。撮影場所の選定、衣装、美術などを担当した。殺し屋が拳銃を試射する場面を撮影したのは蒲郡市の廃虚となった宿泊施設。柿沼助手は「脚本とモノトーンの雰囲気でとの注文だけでよくこんな(ぴったりの)場所を探してくれた」と振り返った。
東京、名古屋での試写も好評だったという。同大の映画は2006年製作の「ライフ・イン・モーション」に続き2作目。
(2009年11月4日 中日スポーツ22面より)
「学生が社会に出ると組織、家族を抜きにした自分の存在が分からなくなる」との考えがテーマ。亡くなった殺し屋に代わって会社員が殺人に手を染める様子が淡々と描かれている。
映画にかかわったのは同学部の学生約45人。撮影場所の選定、衣装、美術などを担当した。殺し屋が拳銃を試射する場面を撮影したのは蒲郡市の廃虚となった宿泊施設。柿沼助手は「脚本とモノトーンの雰囲気でとの注文だけでよくこんな(ぴったりの)場所を探してくれた」と振り返った。
東京、名古屋での試写も好評だったという。同大の映画は2006年製作の「ライフ・イン・モーション」に続き2作目。
(2009年11月4日 中日スポーツ22面より)