愛知大学野球春季リーグ（中日新聞社後援）を制した中部大の堀田崇夫監督、纐纈甲太朗主将らが２１日、名古屋市中区の中日新聞社を訪れ、５季ぶり３度目の優勝を報告した。

　１０勝１敗と、他の５校全てから勝ち点を挙げる完全優勝。纐纈主将は「逆転勝ちの試合が多かった」と粘り強さを勝因に挙げた。

　２０日にはＯＢら約２５０人が優勝を祝ってくれた。投手陣を引っ張った梅田京佑副主将は「多くの人に支えられていることを改めて実感できた」と感謝した。

　全日本大学選手権（神宮）でも１勝。纐纈主将、梅田副主将は「もう一度全国の舞台に立ちたい」と口をそろえる。秋季リーグに向け、２６日に練習を再開する。堀田監督は「簡単ではないが、選手たちはやってくれる」と春秋連覇を見据えた。

（2017年6月22日　中日新聞朝刊県内総合版より）