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中日新聞掲載の大学記事

2017.06.15

瑞浪駅前 若者集まれ! カフェ「PINKY」あす開店 中京学院大短大部生 意気込む

 瑞浪市の地域活性化を図ろうと、中京学院大短期大学部(同市土岐町)の学生らは16日から、JR瑞浪駅近くの市地域交流センターときわに、若者向けのカフェ「PINKY(ピンキー)」を金曜夕限定でオープンする。運営を担う短大部保育科の学生8人は「若者に気軽に立ち寄ってもらい、瑞浪をにぎやかな街にしたい」と意気込む。(篠塚辰徳)

 同大の学生と中京学院大中京高校の生徒は昨年度、地域の課題を見つけ、解決策を考える学習「地域活性化プロジェクト」に取り組んだ。その際につくったグループの1つ「Team PINKY」は、駅前を若者らが集まる場所にしようとカフェ開業を発案した。当時高校3年で、同短大部保育科に進学したメンバー8人を中心に、昨年10月から準備を進めてきた。

 店舗は、センターを指定管理するNPO法人「みずなみ常盤座」が1階の交流スペースを提供した。テーブルや冷蔵庫、トースターなどの初期投資費は、市の補助金と東濃信用金庫の基金、十六銀行からの助成金の合計29万円で賄った。

 メニューは、ボーノポークウインナーやカレー、チーズをパンに挟んだパニーニが目玉商品。税込み500円で1日限定20個だ。飲み物はコーヒー、乳酸飲料のほか、ザクザクとした食感を楽しむフローズンドリンクなどをそろえた。調理方法や衛生管理は、地元のレストラン「味彩」(瑞浪市穂並)がアドバイスした。

 営業時間は、学生たちの学業の都合で金曜の午後5時半〜8時半のみ。13日に内覧会があり、関係者30人に試食してもらった。PINKYの代表、保育科1年西村結衣さん(18)は「お客さんに笑顔で帰ってもらえるよう、勉強と両立しながら頑張りたい」と元気よく話した。

 (問)安達学園域学連携推進室=0572(56)7001

(2017年6月15日 中日新聞朝刊東濃版より)
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