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中日新聞掲載の大学記事

2017.06.15

サボテン 育成法聞く 中部大助教ら静岡で視察

 春日井市の特産品であるサボテンの水耕栽培を研究する中部大の堀部貴紀助教らは14日、静岡県伊東市の伊豆シャボテン動物公園を視察した。

 新商品開発のきっかけづくりなどを狙いに企画した。同公園では、1500種のサボテンが温室栽培されており、春日井市が提供した株もある。売店には、サボテンパウダーを練り込んだ春日井市特産品のあめ「なめるサボテン」や「サボテンラーメン」も並ぶ。

 視察には、春日井市内で食用サボテンを使った料理を提供する中華料理屋「四川」や「わしょく屋」の店主、春日井商工会議所の職員ら14人が参加。生育状況を見て回った。

 温室を案内した公園職員は、樹齢160年の「金鯱(きんしゃち)」や樹木のように見える「オオバキリン」など珍しい品種を紹介。堀部助教は、種の仕入れや土作りの方法を質問していた。(浅野有紀)

(2017年6月15日 中日新聞朝刊近郊総合版より)
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