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2017.06.10
中日新聞局次長ら熱弁 「取材は地道作業」 南山大で寄付講座
新聞の取材や編集の現状をテーマにした中日新聞社の寄付講座が9日、名古屋市昭和区の南山大で始まった。7月28日まで計15コマの講義で、中日新聞記者やデスクらが講師を担当する。
初日は平田浩二・名古屋本社編集局次長と金井辰樹政治部長が講師を務め、同大総合政策学部の1〜4年生150人が聞き入った。
平田局次長は、英国の欧州連合(EU)離脱時に偽の情報が出回ったり、熊本地震でライオンが逃げ出したとのデマがネットで拡散したりしたことを引き合いに、虚偽ニュースの横行が世界的な問題になっていると指摘。「新聞記者は現場で人と直接会い、裏を取って書く地道な作業を続けている」と強調した。
寄付講座は中日新聞が無償で講師を派遣。南山大では本年度が初めて。他に中京大や三重大など5大学で実施、または予定している。
(2017年6月10日 中日新聞朝刊32面より)
初日は平田浩二・名古屋本社編集局次長と金井辰樹政治部長が講師を務め、同大総合政策学部の1〜4年生150人が聞き入った。
平田局次長は、英国の欧州連合(EU)離脱時に偽の情報が出回ったり、熊本地震でライオンが逃げ出したとのデマがネットで拡散したりしたことを引き合いに、虚偽ニュースの横行が世界的な問題になっていると指摘。「新聞記者は現場で人と直接会い、裏を取って書く地道な作業を続けている」と強調した。
寄付講座は中日新聞が無償で講師を派遣。南山大では本年度が初めて。他に中京大や三重大など5大学で実施、または予定している。
(2017年6月10日 中日新聞朝刊32面より)