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中日新聞掲載の大学記事

2017.06.10

医学生 アートで刺激 名大院、研究棟に作品展示

 名古屋大大学院医学系研究科(昭和区鶴舞町)は、研究者らに現代アートから刺激を受けてもらおうと、芸術大生の作品を研究棟に展示する取り組みを始めた。

 県内の研究や芸術を支援する堀科学芸術振興財団(東区)が、県立芸術大、名古屋芸術大、名古屋造形大の学生の選抜作品を展示する「Dアート展」から、今年の入選作の一部を借り受けた。日本画や彫刻など7点を1年間、研究棟2、3号館の廊下などに飾る。

 5日に展示作業があり、門松健治研究科長は学生らに感謝状を手渡し「若い研究者が集まる場所で、大きな刺激になる」とあいさつ。名古屋芸術大の藤原葵さん(22)は「美術系以外の場所での展示は貴重な機会」と喜んだ。(小椋由紀子)

(2017年6月10日 中日新聞朝刊市民総合版より)
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