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2017.05.30
直売所集客へ大学生が研究 美濃加茂
中部学院大経営学部(各務原市)の学生たちが、JAめぐみの(関市)が運営する美濃加茂市山手町の農産物直売所「グリーンセンター2号館」で、集客力の向上に向けた研究を始めた。年内に新しい事業計画案をまとめ、同JAや農家らに提案する。
同大と同JAが2015年に結んだ包括的連携協定に基づく共同研究の一環。16年前に開設された同直売所では、隣接の園芸店が昨年に閉鎖された影響もあり、客数や売り上げが1割ほど落ち込んでいる。
学生は、地域おこしに詳しい安藤信雄教授(57)のゼミ生9人で、12、13日に初の現地調査を実施。周辺の3つの農産物直売所も回り、買い物客約300人に利用頻度や1回の購入金額などをアンケートした。開店前に野菜などを運んできた農家からも出荷状況などを聞き取った。
学生らは今後、調査結果を基に運営の現状や課題を分析。全国の直売所の取り組みも参考にしながら改善方法を研究し、新たな商品開発も目指していく。
初めて直売所を訪れた同学部3年の男子学生(20)は「いろんな野菜や加工品があって面白い。若い目線を生かして活性化に貢献できるように頑張りたい」と話していた。(平井一敏)
(2017年5月30日 中日新聞朝刊可児版より)
同大と同JAが2015年に結んだ包括的連携協定に基づく共同研究の一環。16年前に開設された同直売所では、隣接の園芸店が昨年に閉鎖された影響もあり、客数や売り上げが1割ほど落ち込んでいる。
学生は、地域おこしに詳しい安藤信雄教授(57)のゼミ生9人で、12、13日に初の現地調査を実施。周辺の3つの農産物直売所も回り、買い物客約300人に利用頻度や1回の購入金額などをアンケートした。開店前に野菜などを運んできた農家からも出荷状況などを聞き取った。
学生らは今後、調査結果を基に運営の現状や課題を分析。全国の直売所の取り組みも参考にしながら改善方法を研究し、新たな商品開発も目指していく。
初めて直売所を訪れた同学部3年の男子学生(20)は「いろんな野菜や加工品があって面白い。若い目線を生かして活性化に貢献できるように頑張りたい」と話していた。(平井一敏)
(2017年5月30日 中日新聞朝刊可児版より)