■勝てば２位…神宮行きチャンス　負ければ５位…入れ替え戦

　中部大が愛院大に２−１で延長１２回の激闘を制して１勝１敗のタイとした。３回戦を勝ったチームが２位に浮上して明治神宮野球大会大学の部の中部地区代表決定戦（代表枠１）を兼ねた愛知・東海・北陸３連盟王座決定戦（１１月６日から３日間・瑞穂）出場権を獲得。敗れたチームが入れ替え戦の５位となる。

▽２回戦（１勝１敗）
中部大　００００００１００００１―２
愛院大　０００００１００００００―１
（延長１２回）
　
■土俵際踏ん張った

　中部大は延長１２回の押し出しによる勝ち越し点を守り切って勝負を３回戦に持ち越した。善久監督は「１回戦を落としても２回戦を勝ってタイにすることを今季のテーマに掲げてやってきた。最後にやっとできましたね」と精神面の成長を喜んだ。１１回途中まで１失点の好投を見せた石川は「いつもチームに迷惑ばかりかけてきたが、今日は今季一番の投球ができた。３回戦も行けと言われればいつでも行きます」と力強くアピールした。

（2009年10月26日　中日スポーツ13面より）