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2009.10.15
中京女大・今井 ジュニア連覇へ「23秒台」
■陸上学生対校 200メートル24秒06でV
日本記録更新が相次ぐ陸上の女子短距離で、東海地区にも記録を伸ばす注目株がいる。9月の日本学生対校選手権(東京)の200メートルを24秒06で優勝した今井沙緒里(19)=中京女大1年。200メートルで連覇を狙う16〜18日の日本ジュニア選手権(甲府市)に向け、「次は23秒台を狙う」と力を込める。
長野県辰野町出身で辰野中時代から短距離で活躍し、愛知・至学館高3年時に全国高校総体の200メートルで優勝。ことしの東海学生対校選手権と西日本学生対校選手権は2位で、日本学生対校も準決勝は2位だったが、課題のスタートが決まった決勝で自己記録を0秒08更新。学生記録保持者の高橋萌木子(平成国際大)は不在ながら頂点に立ち、「信じられない感じ」と目を輝かせる。
高校2年時に右足首やひざなど相次ぐけがに苦しんだ後は、順調に成長を重ねてきた。中京女大の伊藤康太コーチは「すごい能力の持ち主。負けん気と度胸があり、大きな大会ほど力を出せる。まだ土台作りの段階なので、もっと記録は伸ばせる」と期待を寄せる。
長期的な目標は2歳上の福島千里(北海道ハイテクAC)が持つ23秒00の日本記録。現状では1秒以上の開きがあるが、「福島さんも同じ人間。少しでも近づけるようにしたい」と意気込んでいる。 (吉岡雅幸)
(2009年10月15日 中日新聞朝刊28面より)
日本記録更新が相次ぐ陸上の女子短距離で、東海地区にも記録を伸ばす注目株がいる。9月の日本学生対校選手権(東京)の200メートルを24秒06で優勝した今井沙緒里(19)=中京女大1年。200メートルで連覇を狙う16〜18日の日本ジュニア選手権(甲府市)に向け、「次は23秒台を狙う」と力を込める。
長野県辰野町出身で辰野中時代から短距離で活躍し、愛知・至学館高3年時に全国高校総体の200メートルで優勝。ことしの東海学生対校選手権と西日本学生対校選手権は2位で、日本学生対校も準決勝は2位だったが、課題のスタートが決まった決勝で自己記録を0秒08更新。学生記録保持者の高橋萌木子(平成国際大)は不在ながら頂点に立ち、「信じられない感じ」と目を輝かせる。
高校2年時に右足首やひざなど相次ぐけがに苦しんだ後は、順調に成長を重ねてきた。中京女大の伊藤康太コーチは「すごい能力の持ち主。負けん気と度胸があり、大きな大会ほど力を出せる。まだ土台作りの段階なので、もっと記録は伸ばせる」と期待を寄せる。
長期的な目標は2歳上の福島千里(北海道ハイテクAC)が持つ23秒00の日本記録。現状では1秒以上の開きがあるが、「福島さんも同じ人間。少しでも近づけるようにしたい」と意気込んでいる。 (吉岡雅幸)
(2009年10月15日 中日新聞朝刊28面より)