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中日新聞掲載の大学記事

2016.12.10

地元学生 とどめるには 企業若手と金沢工大生 議論

 地元学生を地元に定着させるための事業計画を県内企業の若手リーダーと金沢工業大学生がグループワークで作り上げるプログラムが9日、野々市市の同大で始まった。来年1月27日、同大で再度グループワークをし、同3月10日、北国銀行本店(金沢市)で成果発表をする。

 プログラムは北国銀行と同大の連携事業の一環。IT企業のセールスフォース・ドットコムと、タスクが共催した。

 石川、富山の製造業を中心とした企業17社の次世代リーダーと目される社員と学生計約40人が参加。7班に分かれ、地元学生が居つかない原因や、どうすれば石川や石川の企業の魅力を発信できるかなどについて意見交換をした。

 学生側は地元定着率が低い原因として「自分をいかせる職種がない」「賃金格差」「大都市圏との情報、交通環境などの差」などを挙げていた。

 グループワークに先立ち、セールスフォース・ドットコムの執行役員安田大佑さん、西日本エリアマネージャーの渡辺一弘さんが「人工知能が切り開く企業の未来」をテーマに基調講演をした。 (松本芳孝)

(2016年12月10日 北陸中日新聞朝刊かが白山版より)
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