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中日新聞掲載の大学記事

2009.09.03

『あいごマン』デビュー 岐阜の保育園で訴え 「動物も同じ命」

 動物愛護を呼び掛けるため岐阜、愛知両県内の学生が考案した動物愛護着ぐるみキャラクター「やさしさ戦士あいごマン」が2日、県内デビューし、「動物も同じ命。やさしさを持って接してほしい」と園児らに呼びかけた。

 あいごマンは、動物愛護を明るく親しみのあるものにしようと日本動物愛護協会東海地域統括岐阜支部が学生に呼びかけて企画。名古屋造形大の生徒が制作し、岐阜大と名古屋女子大の学生が着ぐるみのイベントを運営している。

 会場となったのは岐阜市京町の京町保育園。遊びと動物をかわいがる大切さを教える人形劇の後、あいごマンが登場し、園児125人に動物が描かれた手作りのメダルを贈った。あいごマンに声援を送った岡田一華さん(4つ)は「家に猫ちゃんがいる。お世話ずっとしてるよ」と身近な動物を思い起こした。

 イベントを中心となって企画し、自ら猫の「にゃんレッド」に扮(ふん)した岐阜大獣医学課程の奥田順之さん(23)は「子どもにメッセージを伝えるのは学生がやりやすい。社会の一員として学生でも担えることがある」と思いを話した。(久保田麻里衣)

(2009年9月3日 中日新聞朝刊市民版より)
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