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2016.09.27
愛知大学野球 秋季リーグ 中京大が 勝ち点3
1部の第4週第3日は26日、愛知県の春日井市民球場で3回戦1試合を行い、中京大が延長12回の末、6−2で日福大を振り切り、2勝1敗で勝ち点3とした。
中京大は12回1死一、二塁から和田、前畑、北村の連続適時打などで一気に4点を奪った。日福大は1回に阪本の適時打、8回には敵失で追い付いたが、エース前元が力尽きた。
■殊勲打1年生 ミスを反省
真ん中に入ってきた直球を捉えた。12回1死一、二塁で中京大の和田が左中間二塁打を放った。待望の勝ち越し。「当てにいかないで、強く振ることだけを意識していた」と殊勲の一打を振り返ったが、笑顔はなかった。
素直に喜べない理由があった。1−1の三回1死三塁でスクイズのサイン。真ん中高めの直球をバットに当てると投飛となり、三塁走者も帰塁できなかった。一瞬で併殺。「きちんと決めていれば、もっと楽な展開になっていた」と反省の言葉を並べた。
168センチ、63キロの1年生は今春のリーグ戦終盤から定位置を確保した。今季は打順が9番から2番に上がったが、打撃への関心は薄い。「まず遊撃手としてしっかり守り、攻撃ではバントで中軸につなぐ」と肝に銘じている。
だから試合後もスクイズ失敗の悔いが残った。「またしっかり練習しないといけない」と、自分の役目をもう一度頭にたたき込んでいた。 (東郷賢一)
▽春日井(中京大2勝1敗)
中京大 100100000004―6
日福大 100000010000―2
(延長12回)
(2016年9月27日 中日新聞朝刊25面より)
中京大は12回1死一、二塁から和田、前畑、北村の連続適時打などで一気に4点を奪った。日福大は1回に阪本の適時打、8回には敵失で追い付いたが、エース前元が力尽きた。
■殊勲打1年生 ミスを反省
真ん中に入ってきた直球を捉えた。12回1死一、二塁で中京大の和田が左中間二塁打を放った。待望の勝ち越し。「当てにいかないで、強く振ることだけを意識していた」と殊勲の一打を振り返ったが、笑顔はなかった。
素直に喜べない理由があった。1−1の三回1死三塁でスクイズのサイン。真ん中高めの直球をバットに当てると投飛となり、三塁走者も帰塁できなかった。一瞬で併殺。「きちんと決めていれば、もっと楽な展開になっていた」と反省の言葉を並べた。
168センチ、63キロの1年生は今春のリーグ戦終盤から定位置を確保した。今季は打順が9番から2番に上がったが、打撃への関心は薄い。「まず遊撃手としてしっかり守り、攻撃ではバントで中軸につなぐ」と肝に銘じている。
だから試合後もスクイズ失敗の悔いが残った。「またしっかり練習しないといけない」と、自分の役目をもう一度頭にたたき込んでいた。 (東郷賢一)
▽春日井(中京大2勝1敗)
中京大 100100000004―6
日福大 100000010000―2
(延長12回)
(2016年9月27日 中日新聞朝刊25面より)