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中日新聞掲載の大学記事

2016.09.25

愛知大学野球 秋季リーグ 日福大が今季初勝利

 1部の第4週第1日は24日、愛知県の豊田市運動公園野球場で1回戦2試合を行い、日福大が5−0で中京大を下し、今季初勝利を挙げた。中京大は今季初黒星。愛院大は延長17回、5−2で愛産大を振り切った。

 日福大は6回に松尾、田中の適時打で2点先制。9回には安地、樫山、阪本の適時打で3点を追加した。前元はリーグ戦初完封。中京大は再三の好機を生かせなかった。

 愛院大は17回に林の遊撃内野安打で勝ち越すと、福本の2点三塁打で突き放した。愛産大は16回に黒野の本塁打で追い付いたが、今村が225球で力尽きた。雨による37分の中断を含む、4時間40分の熱戦だった。

■前元が初完封

 最後の打者の打球を自ら処理すると、そのまま一塁ベースを駆け抜けた。日福大の前元が学生生活最後のシーズンでリーグ戦初完封。「大学に入って一番の投球ができた」と会心の笑顔を見せた。

 190センチ、70キロの細い体を折り曲げるようにして右下手から直球と変化球を繰り出す。5回まで無安打。6回に連打などで1死二、三塁のピンチを招いたが、大胆にスローカーブを交えて切り抜けた。

 「前の試合まではカットボール、シュートと真っすぐと球速の差がないボールを投げて打たれていた」。緩急をつけた投球で進化を強く印象づけた。

▽豊田 1回戦(日福大1勝)
日福大 000002003―5
中京大 000000000―0

▽同 1回戦(愛院大1勝)
愛院大 00000100000000013―5
愛産大 00010000000000010―2
(延長17回)
本塁打 黒野(産)

(2016年9月25日 中日新聞朝刊27面より)
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