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中日新聞掲載の大学記事

2016.06.29

名城大生ら講師 薬学ぶ体験授業 日進・香久山小

 日進市は28日、同市香久山小学校の6年生計161人を対象に、実験を通して薬の正しい知識を学ぶ体験授業を実施した。名城大(天白区)薬学部の学生ら計19人が講師を務めた。

 同市は大学との連携事業を進めており、名城大とは3月にまちづくり事業の一環で連携協力協定を結んだ。香久山小は、教育活動の中に積極的に体力向上や保健に関する活動を取り入れている。

 授業では、名城大大学院博士課程3年の特任助手後藤綾さん(28)を中心に、学部生たちが実験を手伝うなどしながら教えた。

 実験では、水やお茶が入った試験菅に飲み薬を入れて色の変化を観察。飲み合わせによって薬の効果が落ちたり、副作用が出たりすることなどを学んだ。

 参加した男子児童(11)は「これからは、薬を飲むときは薬剤師さんの話をちゃんと聞いて飲むようにします」と話した。

 後藤さんは「子どもたちが予想以上に薬の服用について関心を持っていた。授業で学んだことを、保護者の方たちにも伝えてもらえたら」と話した。(村松秀規)

(2016年6月29日 中日新聞朝刊なごや東版より)
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