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中日新聞掲載の大学記事

2016.06.18

剣道全国大会前に抱負 春日井 神田さん、遠山さん語る

 今秋に開かれる剣道の全国大会出場を決めた春日井市松本町の中部大助教神田智浩さん(26)と中部大春日丘高校教諭遠山絢子さん(22)が16日、市役所を訪れて伊藤太市長に抱負を語った。

 神田さんは四段の腕前で、中部大剣道部の助監督。筑波大時代には全日本学生剣道優勝大会(団体)を制覇したこともある。11月3日に日本武道館(東京都)で開かれる全日本剣道選手権大会に初めて挑む。

 遠山さんも四段の実力者で、中京大を経て、同高剣道部の顧問を務める。9月11日に長野市のホワイトリングである全日本女子剣道選手権大会に臨む。出場は4年連続4度目で、過去最高は3年前のベスト16という。

 両大会は全国47都道府県の代表がトーナメントで争う。今月5日の県予選会で、神田さんは2位、遠山さんは3位にそれぞれ入賞して出場権を獲得した。

 神田さんは「目標にしていたので出場を決められてうれしい」。遠山さんは「剣道を教える立場になり練習時間は減ったが、生徒がいたから頑張れたと思う」と話した。伊藤市長は「自分が戦う姿を生徒に見せたいと思って頑張ったのは素晴らしいこと」とねぎらった。(佐久間博康)

(2016年6月18日 中日新聞朝刊近郊版より)
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