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2016.01.31
からくり人形「かわいい」 野々市で児童ら親しむ
江戸時代に盛んに作られた機械仕掛けの人形「からくり人形」に親しむ講座が30日、野々市市情報交流館カメリアであり、地元の小学生と保護者ら47人が実演や劇を楽しんだ。
講座は市情報文化振興財団が主催。県金沢港大野からくり記念館の寺西一栄(いちえ)館長(63)が湯飲みを載せて動く「茶運び人形」や、でんぐり返しを繰り返して階段を下りる「段返り人形」を実演。湯飲みを取ると自動的に止まる仕組みや、ユーモラスに階段を下りる動作に参加者は「すごい」「かわいい」と声を上げた。
金沢工業大ロボティクス学科の学生5人は、からくり人形を作った金沢ゆかりの発明家大野弁吉(1801〜70年)を題材にした人形劇を上演。ひもを引くと翼やくちばしが動く鳥の人形などで楽しませた。
野々市市富陽小学校2年稲田隼士(はやと)君(8つ)は「からくり人形を見たのは初めて。段返り人形は顔が丸くてかわいいし、動きがやわらかくて面白かった」と話した。 (谷口大河)
(2016年1月31日 北陸中日新聞朝刊かが白川版より)
講座は市情報文化振興財団が主催。県金沢港大野からくり記念館の寺西一栄(いちえ)館長(63)が湯飲みを載せて動く「茶運び人形」や、でんぐり返しを繰り返して階段を下りる「段返り人形」を実演。湯飲みを取ると自動的に止まる仕組みや、ユーモラスに階段を下りる動作に参加者は「すごい」「かわいい」と声を上げた。
金沢工業大ロボティクス学科の学生5人は、からくり人形を作った金沢ゆかりの発明家大野弁吉(1801〜70年)を題材にした人形劇を上演。ひもを引くと翼やくちばしが動く鳥の人形などで楽しませた。
野々市市富陽小学校2年稲田隼士(はやと)君(8つ)は「からくり人形を見たのは初めて。段返り人形は顔が丸くてかわいいし、動きがやわらかくて面白かった」と話した。 (谷口大河)
(2016年1月31日 北陸中日新聞朝刊かが白川版より)