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2008.04.27
小川完投16連勝
愛知大学野球春季リーグ(中日新聞社後援)は第4週第1日の26日、名古屋市の瑞穂球場で1部の1回戦2試合を行い、愛院大と中部大が先勝した。愛院大は一回に本田の先制二塁打、六回に北園の2点二塁打などで着々と加点して快勝。愛産大は13残塁と決め手を欠いた。中部大は三回に小川からの6連打で4点を先制、試合を優位に進めた。名商大は中部大の先発小笠原から最終回に1点を奪うのがやっと。
進化の過程でもがく中、結果はしっかりと手にした。愛院大の右腕小川は6四死球などでほぼ毎回得点圏に走者を背負ったが完投。リーグ戦連勝を16に伸ばした。
この春は制球がたびたび狂う。田中監督は「気持ちが前にいきすぎて腕が上がってこない」。
前週は救援で四球を連発、サヨナラ負けのピンチを残して降板。後の投手が抑えなければ記録が途絶えるところだった。
ただ、その危機をすぐプラスに変えられるのが才能なのか。「あの試合で、力まず投げることの重要さを再認識した」。その意識が功を奏し、要所で直球がコースに決まった。 (鈴木智行)
◇瑞穂(愛院大1勝)
愛産大 000000010―1
愛院大 10001310x―6
◇同(中部大1勝)
名商大 000000001―1
中部大 00400010x―5
(2008年4月27日 中日新聞朝刊20面より)
進化の過程でもがく中、結果はしっかりと手にした。愛院大の右腕小川は6四死球などでほぼ毎回得点圏に走者を背負ったが完投。リーグ戦連勝を16に伸ばした。
この春は制球がたびたび狂う。田中監督は「気持ちが前にいきすぎて腕が上がってこない」。
前週は救援で四球を連発、サヨナラ負けのピンチを残して降板。後の投手が抑えなければ記録が途絶えるところだった。
ただ、その危機をすぐプラスに変えられるのが才能なのか。「あの試合で、力まず投げることの重要さを再認識した」。その意識が功を奏し、要所で直球がコースに決まった。 (鈴木智行)
◇瑞穂(愛院大1勝)
愛産大 000000010―1
愛院大 10001310x―6
◇同(中部大1勝)
名商大 000000001―1
中部大 00400010x―5
(2008年4月27日 中日新聞朝刊20面より)