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学生活動 2025.07.23
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「韓国専攻」設置の桜花学園大 1期生2人 スピーチ上位に 総領事館など主催コンテスト
豊明市の桜花学園大で昨年度新設された国際学部の「韓国専攻」の1期生2人が6月、在名古屋韓国総領事館などが主催した韓国語のスピーチコンテストで上位に入った。韓国専攻は県内では珍しく、本人と大学側は「初めて外部で成果が形になり、自信が付いた」と喜んでいる。
日韓国交正常化60周年を記念して総領事館と日韓経済文化交流協会が6月21日に開いたコンテストで、いずれも国際学部2年の正司樹梨さん(19)=名古屋市=が最優秀賞、天野明音さん(19)=一宮市=が3位に当たる優秀賞を受賞した。
正司さんは同じ学部にいる親友との人間関係に例えて日韓の未来を語った。審査員から「自然な韓国語だった」と講評された。中学3年でK-POPにはまり、韓国専攻ができると知って桜花学園大を志望した。将来は言語を生かせる仕事に就きたいという。
同大によると、国際学部は検定試験に向けてレベル別のクラスを設けるなど、個々の意欲を高めるカリキュラムを用意。在学中に最長2年の留学制度も設けている。各学年50~60人のうち9割以上が韓国好きで、入学前から韓国ドラマに親しんだり、独学したりして一定の韓国語力がある学生が多い。
「学生たちは『推し』(のアイドル)の話題で盛り上がり、お互いに励まし刺激し合える雰囲気がある」と都恩珍(トウンジン)学部長。韓国を出発点に他の言語や専門分野に興味を持つ学生が多いといい、「好きなことが学びの核にあるのは良いこと」と語る。(木下大資)
(2025年7月23日 中日新聞朝刊県内総合版より)
日韓国交正常化60周年を記念して総領事館と日韓経済文化交流協会が6月21日に開いたコンテストで、いずれも国際学部2年の正司樹梨さん(19)=名古屋市=が最優秀賞、天野明音さん(19)=一宮市=が3位に当たる優秀賞を受賞した。
正司さんは同じ学部にいる親友との人間関係に例えて日韓の未来を語った。審査員から「自然な韓国語だった」と講評された。中学3年でK-POPにはまり、韓国専攻ができると知って桜花学園大を志望した。将来は言語を生かせる仕事に就きたいという。
同大によると、国際学部は検定試験に向けてレベル別のクラスを設けるなど、個々の意欲を高めるカリキュラムを用意。在学中に最長2年の留学制度も設けている。各学年50~60人のうち9割以上が韓国好きで、入学前から韓国ドラマに親しんだり、独学したりして一定の韓国語力がある学生が多い。
「学生たちは『推し』(のアイドル)の話題で盛り上がり、お互いに励まし刺激し合える雰囲気がある」と都恩珍(トウンジン)学部長。韓国を出発点に他の言語や専門分野に興味を持つ学生が多いといい、「好きなことが学びの核にあるのは良いこと」と語る。(木下大資)
(2025年7月23日 中日新聞朝刊県内総合版より)