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2015.12.13
雪景色 触って乗って 野々市 金沢工大生のオブジェ登場
金沢工業大の学生有志が手作りした雪景色のオブジェが12日、野々市市情報交流館カメリアに登場した。不織布や段ボールを材料に雪を表現し、子どもが遊べるよう工夫を凝らした力作となっている。(谷口大河)
同館では毎年、クリスマスに合わせて建築系の学生らでつくる「Toiroプロジェクト」が館内を装飾する。今年は1年生15人が3階を会場に、朝、夕、夜の雪景色を築いた。
「夜」は高さ1.5メートルの雪の壁。段ボールや竹の骨組みに、何枚も不織布を重ねて雪の質感を表現。さらに内側から光で照らして幻想的な雰囲気を演出した。床には梱包(こんぽう)材を敷き詰め、寝転んだり、触り心地を楽しめるようにした。
「朝」は子どもが乗り降りできる雪山、「夕」は不織布で作ったつららがずらりと並び、遊んだり鑑賞したりできる。
11日夜には学生たちが約5時間かけてオブジェを組み立てた。「夜」を担当した建築学科の大濃あまねさん(19)は「雪のふわふわした感じを出すのに苦労した。3つの表情を楽しんでほしい」と話した。
25日まで展示(24日は休み)。午前9時から午後9時まで、入場無料。問い合わせは同館=電076(227)6200=へ。
(2015年12月13日 北陸中日新聞朝刊加賀版より)
同館では毎年、クリスマスに合わせて建築系の学生らでつくる「Toiroプロジェクト」が館内を装飾する。今年は1年生15人が3階を会場に、朝、夕、夜の雪景色を築いた。
「夜」は高さ1.5メートルの雪の壁。段ボールや竹の骨組みに、何枚も不織布を重ねて雪の質感を表現。さらに内側から光で照らして幻想的な雰囲気を演出した。床には梱包(こんぽう)材を敷き詰め、寝転んだり、触り心地を楽しめるようにした。
「朝」は子どもが乗り降りできる雪山、「夕」は不織布で作ったつららがずらりと並び、遊んだり鑑賞したりできる。
11日夜には学生たちが約5時間かけてオブジェを組み立てた。「夜」を担当した建築学科の大濃あまねさん(19)は「雪のふわふわした感じを出すのに苦労した。3つの表情を楽しんでほしい」と話した。
25日まで展示(24日は休み)。午前9時から午後9時まで、入場無料。問い合わせは同館=電076(227)6200=へ。
(2015年12月13日 北陸中日新聞朝刊加賀版より)