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中日新聞掲載の大学記事

2015.10.16

各地で詐欺防止訴え チラシ配布や寸劇を披露

 年金支給日の15日に合わせ、市内各署によるニセ電話詐欺被害防止のキャンペーンなどがあった。

 中区では愛知信用金庫本店(同区錦三)の営業部多田早希(24)さんと、西大須支店(同区大須二)職員の米倉愛菜さん(23)が、中署の一日女性警察官に。同金庫の西大須支店と本店で、注意を呼び掛けた。

 中村署は高齢者らを対象にした交通安全キャンペーンを中村区大宮町の中村郵便局で実施。署員や局員ら約10人が、区内の交通事故発生場所と概要を示したチラシや反射材グッズを配った。同署はこの日、中村区道下町の名古屋第一赤十字病院で、詐欺被害防止を訴える防犯キャンペーンも。愛知大の学生でつくる「愛大防犯ポリス」のメンバーがニセ電話詐欺を題材にした寸劇を披露し「犯人は偽者とわからないような手口でだましにかかる。家族で合言葉を決めておいたほうがいい」と劇中でアドバイスした。

 北区清水二の中日信用金庫本店では、窓口担当山田祐可里さん(26)と後方事務担当清水夕貴さん(23)が、北署の一日女性警察官を務めた。店頭のATM前に立ち「振り込め詐欺が多発しているので細心の注意を払ってほしい」などと話した。

 昭和区川原通の名古屋銀行川原通支店では、同店職員の安藤紗世さん(31)が、昭和署の一日女性警察官に。「銀行員の一人として、詐欺を1件でも減らせるよう頑張りたい」と話した。

 南署は、年金情報流出に便乗し金をだまし取ろうとする詐欺被害防止のため、南区松城町の名古屋南郵便局で年金受給者などに注意を呼び掛けた。

 親しみを持ちやすいよう、署員はハロウィーン(31日)にちなんでカボチャのお化けの着ぐるみ姿で登場。ユーモアを交えながら注意を呼び掛けた。

(2015年10月16日 中日新聞朝刊市民版より)

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