全日本学生室内飛行ロボットコンテストの一般部門決勝が２７日、東京都大田区総合体育館であり、金沢工業大（石川県野々市市）の学生５人でつくる同大夢考房小型無人飛行機プロジェクトが２位になった。

　コンテストは東京大、名古屋大など全国の大学、高専、短大などから２１チームが参加。学生が設計、製作した機体を使い、無線操縦で即席麺を会場内の指定された場所に落としたり、物資を回収したりするミッションをこなす。人が操縦しない自律部門もある。

　２００５年度の第１回大会から連続出場している金沢工業大の機体は進化を重ねた「イーグル１１」。同大は昨年の同大会で自律部門２位、一般部門３位になっている。　（松本芳孝）

（2015年9月28日　北陸中日新聞朝刊24面より）