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中日新聞掲載の大学記事

2015.07.22

さぁ選挙に行こう! 各務原の大学生 啓発団体「めぐる」結成

■18歳に投票権 来夏参院選を前に

 来夏の参院選から選挙権年齢が18歳以上に引き下げられるのを前に、各務原市内の大学に通う学生らが、啓発団体「かかみがはら若者選挙サポーター・めぐる」をつくった。低迷する若い世代の投票率アップを目指し、市選挙管理委員会が結成を呼び掛けた。今後、街頭啓発などをする。(安部伸吾)

 「めぐる」という名前には、「自分たちの投票行動が、めぐりめぐって、自分たちの生活に影響する」という意味を込めた。

 市選管が、東海学院大と中部学院大に団体結成への協力を呼び掛けたところ、19歳から26歳までの学生や卒業生計18人が集まった。

 19歳は3人。東海学院大の2年岩崎修平さん(19)は「参院選が来るのに、選挙のことを知らないのはまずいと思った。活動を通じ、投票の大切さを学びたい」と話す。
 具体的な活動は毎月の会議で話し合って決める。今のところ、学園祭や成人式でチラシを配ることを予定している。

 21日、市産業文化センターであった発足式では、会長の中部学院大4年の小酒井杏奈さん(26)が「若い発想を生かし、投票率を上げます」と決意表明。市選管の川瀬兼彦委員長(72)はあいさつで「選挙は皆さんの暮らしを良くするためにあることを、伝えてください」と期待した。

 昨年の衆院選は各務原市全体の投票率が52.54%だったのに対し、20代は32.17%。3人に1人しか投票しなかった。

(2015年7月22日 中日新聞朝刊岐阜近郊版より)
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