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2015.07.23
パン合作召し上がれ 愛知大生サークルと障害者支援グループ
愛知大名古屋キャンパス(中村区平池町)の国際協力サークルに所属する学生たちが、障害者支援グループ「わっぱん」(北区大曽根)と合同で、オリジナルパンを製作した。材料の一部にフェアトレードで仕入れたチョコや砂糖を使用。試作を繰り返し、1年がかりで開発した。学内外で販売していく。 (天田優里)
サークルは「国際協力団体SEED(シード)」。メンバー150人中、有志で集まった2〜4年生の10人が中心となって製作した。サークルはもともと、発展途上国の製品を正当な価格で取引するフェアトレードを広めるために活動していたが、昨夏にわっぱんから合同での商品作りを持ち掛けられた。
学生がパンのデザインや材料を選定し、わっぱんの利用者約70人が調理を担当。何度も打ち合わせと試作を繰り返して、今月までに4種類を開発した。
動物パンとマフィンがあり、動物パンはクマとウサギ、魚の形をした3種類。マフィンは紅茶味とチョコ味のセット販売で、フェアトレードでフィリピンやインドなどから仕入れた砂糖やココア、アーモンドスライスなどを使用している。1個100〜210円(税込み)。現在は学内で月1回ほどブースを設けて販売している。今後、大学近くの国際協力機構(JICA)中部(中村区平池町)内の売店でも販売する。
開発リーダーで国際コミュニケーション学部3年の桜井仁美さん(20)は「パンをきっかけに、フェアトレードのことを知ってもらえればうれしい」と話している。(問)同大名古屋学生課=052(564)6113
(2015年7月23日 中日新聞朝刊市民版より)
サークルは「国際協力団体SEED(シード)」。メンバー150人中、有志で集まった2〜4年生の10人が中心となって製作した。サークルはもともと、発展途上国の製品を正当な価格で取引するフェアトレードを広めるために活動していたが、昨夏にわっぱんから合同での商品作りを持ち掛けられた。
学生がパンのデザインや材料を選定し、わっぱんの利用者約70人が調理を担当。何度も打ち合わせと試作を繰り返して、今月までに4種類を開発した。
動物パンとマフィンがあり、動物パンはクマとウサギ、魚の形をした3種類。マフィンは紅茶味とチョコ味のセット販売で、フェアトレードでフィリピンやインドなどから仕入れた砂糖やココア、アーモンドスライスなどを使用している。1個100〜210円(税込み)。現在は学内で月1回ほどブースを設けて販売している。今後、大学近くの国際協力機構(JICA)中部(中村区平池町)内の売店でも販売する。
開発リーダーで国際コミュニケーション学部3年の桜井仁美さん(20)は「パンをきっかけに、フェアトレードのことを知ってもらえればうれしい」と話している。(問)同大名古屋学生課=052(564)6113
(2015年7月23日 中日新聞朝刊市民版より)