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2015.07.12
商店街 シニアに優しく 天白・平針駅前の組合 大学生と施策探る
名古屋市天白区の平針駅前商店街振興組合と名城大経済学部の学生らが連携し、シニア世代が利用しやすい商店街の在り方を探る取り組みがスタートした。
天白区は名古屋市内でも若い世代が多い地域だが、同商店街の周辺では高齢者施設が増え始め、独り暮らしの高齢者も見かけるようになった。買い物などに苦労する高齢者のために商店街が取れる施策を若者目線で検討してもらおうと、連携を取ることにした。
取り組みでは、高齢者へのアンケートを通して買い物需要の実態などを探るほか、夏と年末に同商店街で開くイベントに学生が参加し、高齢者が楽しめる演出を手掛ける。
同組合の事務所で8日にあった初会合では、8月末に開かれる踊りの祭典「にっぽんど真ん中祭り」のパレード会場となっている同商店街一帯に、近隣の高齢者施設の利用者を招き、踊りを観覧してもらう手順を話し合った。
組合の中島雅利理事長(59)は「シニア世代を支えるための学生の新しいアイデアに期待したい」と話した。 (中尾吟)
(2015年7月12日 中日新聞朝刊市民版より)
天白区は名古屋市内でも若い世代が多い地域だが、同商店街の周辺では高齢者施設が増え始め、独り暮らしの高齢者も見かけるようになった。買い物などに苦労する高齢者のために商店街が取れる施策を若者目線で検討してもらおうと、連携を取ることにした。
取り組みでは、高齢者へのアンケートを通して買い物需要の実態などを探るほか、夏と年末に同商店街で開くイベントに学生が参加し、高齢者が楽しめる演出を手掛ける。
同組合の事務所で8日にあった初会合では、8月末に開かれる踊りの祭典「にっぽんど真ん中祭り」のパレード会場となっている同商店街一帯に、近隣の高齢者施設の利用者を招き、踊りを観覧してもらう手順を話し合った。
組合の中島雅利理事長(59)は「シニア世代を支えるための学生の新しいアイデアに期待したい」と話した。 (中尾吟)
(2015年7月12日 中日新聞朝刊市民版より)