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2015.06.02
食用油工場 見学来て 岡崎の太田油脂 インターン生が企画、案内
岡崎市福岡町の食品メーカー太田油脂は今月から、一般向けの工場見学を受け入れる。3月からインターンシップ(就業体験)で働く愛知淑徳大3年の大谷実優さん(20)=豊川市=が内容を考え、準備を進めてきた。今月は6組を予定しており、大谷さんは案内にも立つ。(佐藤浩太郎)
工場見学はこれまで企業関係者に限っていた。大谷さんは一般の人の受け入れに当たって見学コースの企画を任され、同社製品の食用油に関するセミナーや体験教室を盛り込んだ。
コースは、内容に応じて30分、60分、90分の3つから選べる。見学場所は本社敷地内の包装工場で、機械による食用油の容器への充填(じゅうてん)作業や、従業員の検査工程を見ることができる。
セミナーでは、皮膚の炎症を抑え、脳の健康維持に効果があるとされるえごま油をはじめとした食用油の栄養素を解説。体験教室では、えごま油、菜種油、オリーブオイルを混ぜ合わせて好みの食用油を作ったり、簡易式の搾り器でゴマから油を搾り出したりする。
大谷さんは管理栄養士の資格を持つ社員から食用油の栄養素について指導を受け、理解を深めてきた。初めての一般客が訪れる9日を前に、工場を案内したり、食用油を解説したりする際の説明内容を書いた台本を用意し、準備に余念がない。
「体験教室もあり、子どもからお年寄りまで楽しめる内容になっている。多くの人が食用油の理解を深めてもらうきっかけになれば」と話す。
見学は無料で、平日の午前10時から午後4時30分まで。太田油脂のホームページか電話、ファクスで予約が必要。(問)総務部=0564(51)9521
(2015年6月2日 中日新聞朝刊西三河版より)
工場見学はこれまで企業関係者に限っていた。大谷さんは一般の人の受け入れに当たって見学コースの企画を任され、同社製品の食用油に関するセミナーや体験教室を盛り込んだ。
コースは、内容に応じて30分、60分、90分の3つから選べる。見学場所は本社敷地内の包装工場で、機械による食用油の容器への充填(じゅうてん)作業や、従業員の検査工程を見ることができる。
セミナーでは、皮膚の炎症を抑え、脳の健康維持に効果があるとされるえごま油をはじめとした食用油の栄養素を解説。体験教室では、えごま油、菜種油、オリーブオイルを混ぜ合わせて好みの食用油を作ったり、簡易式の搾り器でゴマから油を搾り出したりする。
大谷さんは管理栄養士の資格を持つ社員から食用油の栄養素について指導を受け、理解を深めてきた。初めての一般客が訪れる9日を前に、工場を案内したり、食用油を解説したりする際の説明内容を書いた台本を用意し、準備に余念がない。
「体験教室もあり、子どもからお年寄りまで楽しめる内容になっている。多くの人が食用油の理解を深めてもらうきっかけになれば」と話す。
見学は無料で、平日の午前10時から午後4時30分まで。太田油脂のホームページか電話、ファクスで予約が必要。(問)総務部=0564(51)9521
(2015年6月2日 中日新聞朝刊西三河版より)