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2015.06.03
8月の全日本大学サッカートーナメント出場 中京大 守備力と勝負強さで 4強入り狙う
■東海学生連続PK勝ちでV
サッカーの中京大が全国でもトップを狙う。総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント(8月、大阪府で開幕)の予選を兼ねた東海学生選手権で中京大が優勝。5月23、24日にあった準決勝、決勝はいずれもPK戦で勝ち抜くという勝負強さを見せ、朝倉吉彦監督(34)は総理大臣杯の4強入りを目標に掲げている。
■走り込み成果
粘り強い守備、そして勝負強さを身につけたチームに変身した。昨年の東海学生リーグ1部では4位に沈んだ中京大。今季は徹底した走り込みでフィジカルの土台を築くと、成果は見事に結果として現れた。
東海学生選手権の準決勝、相手は苦手とする静岡大。前半ロスタイムに1−1の同点に追い付かれる展開でも、気持ちはきれなかった。GK石井綾(4年)、DF鈴木潤(4年)を軸に、静岡大の鋭いカウンターに耐えた。PK戦に持ち込み、制した。
■全国でもやれる
決勝の常葉大浜松キャンパス戦も、守備陣が奮闘。0−0からPK勝ちで優勝を飾った。
朝倉監督は「基本の4−1−4−1のシステムを時間帯によって、変えることはできるし、守備意識も高い。全国大会で、やれる手応えはある」という。柔軟に対応し、相手攻撃をはね返す守備、勝負所での精神力は全国の舞台でも通用しそうだ。
■猪木「勝ちきる」
全国舞台の総理大臣杯、朝倉監督が指名したキーマンはFW猪木(いぎ)遼平(3年)だ。「ワントップなので、いろいろと役割はありますが、勝ちきるチームへと頑張っていきたい」。地元・愛知県の名東高から同大に進み、得点源としてチームを引っ張る。総理大臣杯まで残り2カ月。中京大の4強入りへの挑戦は続く。 (川住貴)
(2015年6月3日 中日スポーツ11面より)
サッカーの中京大が全国でもトップを狙う。総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント(8月、大阪府で開幕)の予選を兼ねた東海学生選手権で中京大が優勝。5月23、24日にあった準決勝、決勝はいずれもPK戦で勝ち抜くという勝負強さを見せ、朝倉吉彦監督(34)は総理大臣杯の4強入りを目標に掲げている。
■走り込み成果
粘り強い守備、そして勝負強さを身につけたチームに変身した。昨年の東海学生リーグ1部では4位に沈んだ中京大。今季は徹底した走り込みでフィジカルの土台を築くと、成果は見事に結果として現れた。
東海学生選手権の準決勝、相手は苦手とする静岡大。前半ロスタイムに1−1の同点に追い付かれる展開でも、気持ちはきれなかった。GK石井綾(4年)、DF鈴木潤(4年)を軸に、静岡大の鋭いカウンターに耐えた。PK戦に持ち込み、制した。
■全国でもやれる
決勝の常葉大浜松キャンパス戦も、守備陣が奮闘。0−0からPK勝ちで優勝を飾った。
朝倉監督は「基本の4−1−4−1のシステムを時間帯によって、変えることはできるし、守備意識も高い。全国大会で、やれる手応えはある」という。柔軟に対応し、相手攻撃をはね返す守備、勝負所での精神力は全国の舞台でも通用しそうだ。
■猪木「勝ちきる」
全国舞台の総理大臣杯、朝倉監督が指名したキーマンはFW猪木(いぎ)遼平(3年)だ。「ワントップなので、いろいろと役割はありますが、勝ちきるチームへと頑張っていきたい」。地元・愛知県の名東高から同大に進み、得点源としてチームを引っ張る。総理大臣杯まで残り2カ月。中京大の4強入りへの挑戦は続く。 (川住貴)
(2015年6月3日 中日スポーツ11面より)