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2015.05.16
鈴鹿医科大が特養開設 隣接地に10月 東海初の取り組み
鈴鹿市の鈴鹿医療科学大は15日、白子キャンパスの隣接地に特別養護老人ホームを開設すると発表した。10月10日にオープンの予定で、同大が設けた社会福祉法人サムス会が運営する。学生の実習などにも使う。大学が隣接地に特養を設けるのは全国的に珍しく、東海地方では初の取り組みという。
総事業費16億円を投じ、8650平方メートルの敷地に鉄筋コンクリート造3階建ての建物2棟(延べ床面積計5300平方メートル)を建設。特養は入居定員80人で、2、3階に個室を設ける。利用料は月13万円弱から15万円ほどの見込み。1階にはショートステイ(20人)とデイサービス(25人)を併設する。
日当たりの良い施設南側に入居者が日中過ごす共同生活室を置くなど、教員の知識や研究成果を取り入れた。施設運営は大学側が全面支援し、医療福祉学科や医療栄養学科などの実習、学生ボランティアなども活用する。
入居申し込みは、7月1日から受け付ける。同大の高木純一理事長は「医療福祉の専門家が多数そろった大学がつくるだけに、ソフト、ハードとも地域の手本となる施設にしたい」と話した。(鈴木智重)
(2015年5月16日 中日新聞朝刊三重総合版より)
総事業費16億円を投じ、8650平方メートルの敷地に鉄筋コンクリート造3階建ての建物2棟(延べ床面積計5300平方メートル)を建設。特養は入居定員80人で、2、3階に個室を設ける。利用料は月13万円弱から15万円ほどの見込み。1階にはショートステイ(20人)とデイサービス(25人)を併設する。
日当たりの良い施設南側に入居者が日中過ごす共同生活室を置くなど、教員の知識や研究成果を取り入れた。施設運営は大学側が全面支援し、医療福祉学科や医療栄養学科などの実習、学生ボランティアなども活用する。
入居申し込みは、7月1日から受け付ける。同大の高木純一理事長は「医療福祉の専門家が多数そろった大学がつくるだけに、ソフト、ハードとも地域の手本となる施設にしたい」と話した。(鈴木智重)
(2015年5月16日 中日新聞朝刊三重総合版より)