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2015.03.24
運転中に血圧測定 愛知工科大 あすから未来展出展
愛知工科大(蒲郡市)は医療機器メーカー、ケーアンドエス(刈谷市)と共同で、自動車のハンドルと一体になった血圧測定システムを開発した。「未来展2015」(25、26日、名古屋・吹上ホール)で披露する。
工学部機械システム工学科の荒川俊也准教授(38)によると、ハンドルに、血圧を連続的に測定できる装置を内蔵。運転手が握るだけで、血圧や心拍を計測して表示する。
血圧は寝不足などに加え、緊張やイライラなどでも微妙に変動するという。異常な数値を示せば、運転をやめて休憩するなど、適切な対応を取ることができる。心不全による交通事故の予防にも有効としている。
「手間をかけずに健康管理ができる。実用性は十分あると考えている」と荒川准教授。「未来展」では、このハンドルと市販のレースゲームを連携させて出展する。 (木村尚公)
(2015年3月24日 中日新聞朝刊県内版より)
工学部機械システム工学科の荒川俊也准教授(38)によると、ハンドルに、血圧を連続的に測定できる装置を内蔵。運転手が握るだけで、血圧や心拍を計測して表示する。
血圧は寝不足などに加え、緊張やイライラなどでも微妙に変動するという。異常な数値を示せば、運転をやめて休憩するなど、適切な対応を取ることができる。心不全による交通事故の予防にも有効としている。
「手間をかけずに健康管理ができる。実用性は十分あると考えている」と荒川准教授。「未来展」では、このハンドルと市販のレースゲームを連携させて出展する。 (木村尚公)
(2015年3月24日 中日新聞朝刊県内版より)