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2015.02.18
名大・浜口学長講演 ものづくりサミット閉幕 「LED 産学連携の理想」
アジアでの製造業の将来を考える「アジアものづくりサミット」(中日新聞社など主催)が17日、前日に引き続き、名古屋市熱田区の名古屋国際会議場で開かれた。アジアでの日本企業の発展や、人材育成などについて経営者らが意見を交わし、閉幕した。
名古屋大の浜口道成学長が、2001年以降に6人のノーベル賞受賞者を出した同大の人材育成をテーマに講演し、「受賞者には必ず良い師匠の存在があった」と明かした。昨年のノーベル物理学賞を受賞した赤崎勇名城大終身教授らが、青色発光ダイオード(LED)の研究を39年間も地道に続け、それをトヨタ自動車グループの豊田合成(愛知県清須市)が支えたことを紹介。「産業界と大学の連携の理想。きちっと維持していかねばならない」と語った。
三菱航空機の江川豪雄(ひでお)会長やJR東海の白国(しらくに)紀行専務執行役員の講演のほか、レノボ・ジャパンの大隈健史執行役員専務、リンナイの内藤弘康社長、英国のコンサルティング会社幹部でインド出身のサンジーブ・スィンハ氏によるパネル討論もあった。会場では980人が議論に耳を傾けた。
(2015年2月18日 中日新聞朝刊3面より)
名古屋大の浜口道成学長が、2001年以降に6人のノーベル賞受賞者を出した同大の人材育成をテーマに講演し、「受賞者には必ず良い師匠の存在があった」と明かした。昨年のノーベル物理学賞を受賞した赤崎勇名城大終身教授らが、青色発光ダイオード(LED)の研究を39年間も地道に続け、それをトヨタ自動車グループの豊田合成(愛知県清須市)が支えたことを紹介。「産業界と大学の連携の理想。きちっと維持していかねばならない」と語った。
三菱航空機の江川豪雄(ひでお)会長やJR東海の白国(しらくに)紀行専務執行役員の講演のほか、レノボ・ジャパンの大隈健史執行役員専務、リンナイの内藤弘康社長、英国のコンサルティング会社幹部でインド出身のサンジーブ・スィンハ氏によるパネル討論もあった。会場では980人が議論に耳を傾けた。
(2015年2月18日 中日新聞朝刊3面より)